地政学(2022.3.15)

時事課題

今日は、「地政学」について記します。その言葉は、私が30歳代のころ同じ課(昔は部・課単位の組織)で、九大(九州大学)卒の4歳年下の人間から聞いた言葉である。最近のロシアがウクライナを侵攻した時、その言葉とその人間を思い出した。電子版「広辞苑」によれば、「政治現象と地理的条件を研究する学問」とあった。当時、4歳年下の彼は曰く、「通常我々みる地図と中国側から見ると同じ地図でも大分意味が違うように見えるようである。普通の地図は、日本から朝鮮半島そして中国大陸と続く、その途中の朝鮮半島は日本から見ると中国大陸への「渡り廊下」に見える。一方、中国大陸から朝鮮半島そして日本側みると、中国大陸から朝鮮半島・日本そして太平洋へ抜けて、朝鮮半島は同じ渡り廊下であり、日本が邪魔で直接太平洋へ出られない。だから、朝鮮半島は「渡り廊下」で過去にも大国同士が廊下を渡って「イザコザ」が耐えない。それが、地政学と思っていたが、今回のロシアからウクライナへ侵攻も、第二次世界大戦のポーランド、ハンガリー等への侵攻も地政学的の「力学」から来ているようである。何しろ、地面が繋がっていて、線を引いたところが「国境」となる。海洋国の日本ではあまり見ないが「戦車」の大群を見た。地面があれば敵陣深く進むことができる。海洋国の日本は「海」と言う「障壁」があって「幸い」である。前記の彼とは会っていない。元気かな。

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