創立記念日(2022.6.20)

日々雑感

今日は、私が定年退職した会社F社の創立記念日である。時代は昭和10年(1935年)で私より10歳上である。今年で、満87歳になったことである。私が現役の頃は、昼食に会社支給の「海苔巻き、油揚げ・寿司」が振る舞われる。それを食べて、「偉い人の訓示」を聴いて「仕事に支障がない」人は退社して良いことになる。歴史は、現存の親会社より当時の「電話機・その器具」の製造・販売から分離独立した。戦前・戦後を通じ「ドイツ」のシーメンスと提携して電話交換機の製造を始めた。その技術の応用として、当時の電子計算機の設計・製造販売の基礎を作った。また、その間電話機は「伝送」の技術を元に「伝送技術」を確立した。電話関連は、当時の日本電信電話会社(のちのNTT)が主な(すべて?)のお客さんであった。電子計算機は、リレー式、パラメトロン、そしてトランジスタ、ICと回路の変遷があった。電子計算機が軌道にのった時、親会社のF電機の売り上げ・利益を超えた。そのアーキティクチャーは「独自」から「汎用・IBM」と変わり、日本は元より海外市場へ展開した。私は、電子計算機の黎明期の時F社入社で、端末装置の設計部門へ配属された。回路を色々開発して、42歳の時会社の方針として「パーソナルコンピュータ」の開発部門へ同じ事業部から私と2人転籍となり、FMRアーキテクチャ(独自)からFMVアーキティクチャーの変更、初期のノートパソコンの開発・企画をになってきた。でも、ここの市場拡大に伴い、米国や中国メーカへ資本が移っていった。ただ、商品名は従来と同じである。また、その創立記念日前(今年は17日(金))が3月期の賞与が支払いがあった思う。(写真は100均のパソコンのマウス・パッド)

コメント

タイトルとURLをコピーしました