昔のメーカー(2022.4.11)

日々雑感

今日は、「昔取った杵柄」と言うか、昔の「郷愁」について記します。それは、1977年ころで、恐縮だがデジタル回路とか「パーソナル・コンピュータ」に関す「メーカ」の栄枯盛衰が伴う話である。私が30歳始めで、何人か部下を引き連れて「当時の端末装置」の設計・開発を行う仕事であった。当時、CPU(セントラル・プロセッサー・ユニットの略)で、世界は米国の「モトローラ社」とインテル社」の2大メーカであり、F社は「モトローラ社」のCPUを選んだ。当時、競合のインテル社のCPUがデハクト・スタンダートになると思わなかった。また、端末装置は、回線を通じて通信を行うので、デジタルのシリアル信号を8ビットのパラレル信号に変換するLSIがあり、私の記憶では「ウエスタン・デジタル社」(米国)、そしてCPUへプログラムを格納するROM、CPUとのデータをやりとりするRAMは、インテル社製(米国)であった。モトローラ社は、無線関連装置を昔から得意としていて、つい最近までスマホの製品を販売していた。インテルは、皆さん良くご存じのCPUそしてROM/RAMを世界へ販売していた。CPUでは現在世界一位である。ウエスタン・デジタル社は、その後HDD(Hard Disk Drive)メーカがデスクトップ・パソコンに内蔵する3.5インチの主要メーカであった。ノートパソコンは、2.5インチで国内メーカが優位である。これも、SSD(Solid・ステイト・デスク)に置き換わるので、今後どうなるか不明である。また、1977年、当時8ビットCPUを使った、「コモドール社」(米国)が「PET」なるもの発売した。当時、OSはDOSで動くもので、画期的なのであるが、現在「コモドール」社の話は聞かない。これも、市場の変化になると思われる。

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